ネットギアジャパンは、10Gイーサネットポート2基とインテル製サーバー向け最新CPU、大容量メモリーを搭載した4Uラックマウント型ネットワークストレージ(NAS)「ReadyNAS 4360X」および「同 4360S」を2017年6月8日発売した。いずれもディスクレスモデルで、顧客側で必要なスペックのHDDを必要な台数だけ用意するため、最小コストで運用開始できる。

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 両製品ともSATA 3.5/2.5インチディスクを収納できるホットスワップ対応ドライブベイを60個搭載。また、mini-SASポートを3個搭載し、ラックマウント型ReadyNAS用拡張ユニット(24ベイ)「EDA4000」を最大3台接続可能。内蔵ベイと合わせて132ベイ、10TB HDD搭載すると1.32ペタバイト(PB)まで拡張可能。選択可能なRAIDレベルは、JBOD、0、1、5、6、10(1+0)、50、60。

 インテルXeon E3-1225v5(Skylake)クアッドコアプロセッサと標準16GB(最大64GB)メインメモリーを搭載。実施回数無制限のスナップショット機能、長期間アクセスのないファイルも保護するビットロット・プロテクション機能、無料で利用できるリモートレプリケーション機能、無償のアンチウイルスソフトウエア、AES 256bit暗号化機能を標準搭載する。

 ReadyNAS 4360X(型番:RR4360X0-10000S)は、ネットワークインタフェースに10GBASE-Tを2個、1000BASE-Tを4個備えた。ReadyNAS 4360S(型番:RR4360S0-10000S)は、光ファイバー接続の10G SFP+を2個、1000BASE-Tを4個搭載する。いずれも本体寸法は幅445×奥行き922×高さ175mm、重さは約33.2kg(HDD含まず)。価格(税別)は180万円。

「ReadyNAS 4360X」の製品情報] 
「ReadyNAS 4360S」の製品情報
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