トレンドマイクロは2017年6月12日、総合サーバーセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」が、グーグルのクラウドサービス「Google Cloud Platform」に対応すると発表した。

 Trend Micro Deep Securityは、ファイアウォール、Webレピュテーション、IPS/IDS(侵入防御)、ウイルス対策(不正プログラム対策)、セキュリティログ監視、ファイルやレジストリの変更監視など、サーバーセキュリティに必要な機能をオールインワンで提供。多層防御によりサーバーのセキュリティレベルを維持できる。

 また、クラウドのオートスケール機能で増加したインスタンスに自動的にエージェントをインストールしてセキュリティポリシーを適用可能。ハイブリッドクラウド環境を統合管理できる。クラウドサービスは、これまでアマゾンウェブサービス(AWS)、Microsoft Azure、IBM Bluemix Infrastructureに対応しており、今回のGoogle Cloud Platformは4番目の対応となる。

 管理機能「Deep Security Manager」の対応OSはWindows Server 2008/1012、RHEL 5/6/7。データベースは、Oracle 11g/12c、Microsoft SQL Server 2008/2012/2014。Webブラウザーは、Firefox、Internet Explorer 11、Egde、Google Chrome。

 エージェント機能「Deep Security Agent」の対応OSは、Windows XP/7/8/8.1/10、Windows Server 2003/2008/2012/2016、Red Hat 5/6/7、CentOS 5/6/7、SUSE 10/11/12、Ubuntu 10.04/12.04/14.04/16.04、Oracle Linux 5/6/7、CloudLinux 5/6/7、Debian 6/7、Solaris 10/11.2/11.3。

 ライセンス価格は、サーバー課金が新規9万8000円から。CPU課金が同16万円から。スイート「Enterprise Suite」が同63万円。Deep Securityエージェントライセンスは、ラダー1~24台の場合で9万8000円から。

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