ロジクールは2017年6月6日、USB接続の企業向けWebカメラ「Logicool MeetUp」を発表した。画角120度の広角カメラを搭載するのが特徴。カメラと距離が取れない小会議室（ハドルルーム）でも多くの参加者を映せる。参考価格は11万250円（税別）。7月中旬に発売する。
MeetUpは、1300万画素のカメラ、マイク、スピーカーを搭載するWebカメラ。4K解像度で撮影でき、フルHD（1080p）時は5倍のデジタルズームに対応する。カメラはパン/チルト対応で、上下左右で25度の首振りが電動で可能。パン/チルト角を2つまで事前設定しておき、初期位置と合わせて3つのカメラ位置を付属のリモコンから呼び出して切り替えられる。
従来製品のカメラ画角は90度で、4～6人程度を収容する小会議室である「ハドルルームでは会議参加者の全員が写らなかった」（スイスLogitech InternationalのSimon Dudleyビデオコラボレーションビジネス部門ディレクター）。MeetUpは広角カメラと電動パンチルト機能により、3m四方ほどの小部屋でも参加者全員が映るWeb会議が可能という。
PCと付属のUSB 2.0ケーブル（5m）で接続し、Web会議のアプリケーションなどで利用する。動作環境は、UVC（USB Video Class）に準拠するWindows 7以降、Mac OS X 10.10以降、およびChromebook（Chrome OS） 29.0.1547.70以降。電源はACアダプター。4K解像度の利用時は別途USB 3.0対応ケーブルが必要になる。外形寸法は幅400×奥行き104×高さ85mmで、重さは1.04kg。オプションとして、ケーブル長が6mの拡張マイク「EXPANSION MIC FOR MEETUP」を用意する。参考価格は3万3250円（税別）。
