シャープは2017年6月2日、レーザー光源を採用した法人向け超短焦点プロジェクター2機種を6月上旬から順次発売すると発表した。距離49cmから100型の映像を投写でき、教室や会議室のほか、奥行きが限られるショーウィンドウでのデジタルサイネージ用途などを想定している。価格はオープン。

PG-LU400Z
PG-LU400Z
(出所:シャープ)
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 新機種は「PG-LU400Z」と「PG-LU300Z」。両機種とも投写方式にDLP方式を採用。有効画素数はフルHD(1920×1080ドット)。距離39~76cmで80~150型の投写が可能。コントラスト比は1万2000対1。レーザー光源は約2万時間交換不要で、従来の水銀ランプに比べて約7倍長持ちする。

 入力端子はHDMIが2系統、アナログRGB/コンポーネント(ミニD-Sub15ピン)、Sビデオ、コンポジットビデオが各1系統。また、10Wのスピーカーを内蔵する。本体寸法は幅509×奥行き390×高さ138mm。

 「PG-LU400Z」は明るさ4000ルーメンで騒音が37dB。重さは約10.5kg。予想実勢価格は72万円前後で8月上旬発売。「PG-LU300Z」は明るさ3000ルーメンで騒音は33dB。重さは約9.9kg。予想実勢価格は57万円前後で6月上旬発売。

「PG-LU400Z」の製品情報
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