住友商事が米有力メディア企業TCGと提携、北米でのアニメ配信事業成功が契機

2017/04/26
田中 正晴=日経ニューメディア (筆者執筆記事一覧

 住友商事は2017年4月26日、米州住友商事会社を通じて、米チャーニン・グループ(The Chernin Group:TCG)と戦略的パートナーシップに関する協定を締結したと発表した。

 TCG社は、映画プロデュースやデジタルメディア事業立ち上げなどの実績を持つピーター・チャーニン氏が2010年に設立したメディア企業。メディア・エンターテインメントや先端技術に関連する事業の立ち上げ・経営・運営・投資をグローバルに行っている。住友商事は今回の提携の目的を、メディア・エンターテインメントの成長分野において資本・業務提携を進めるためと説明する。

 TCG社の傘下企業に、チャーニン・エンターテインメント社やオッターメディア社がある。チャーニン・エンターテインメント社は、「猿の惑星 創世記」や「ヒドゥン・フィギュアズ」(日本未公開)などのハリウッド映画や「ニューガール」などのテレビドラマの製作会社。映画製作事業では2017年に6本の映画の公開を予定する。

 オッターメディア社は、米AT&Tと共同出資したデジタルメディア事業者。同社の主な傘下企業として、世界最大の日本アニメ配信サービス「クランチロール」(有料会員数が100万人を超え米国有料動画配信サービストップ10に入るサービス)を運営するイレーション社、7万5000人以上のYouTube動画クリエイターを抱え、有料動画配信含めコンテンツを提供する新興メディア企業フルスクリーン社などがある。

 住友商事は、2016年1月からイレーション社との共同出資で、日本アニメの製作投資や、海外の放送・配信事業者への販売を展開してきた。この共同事業の成功によって、イレーション社を含むTCG傘下の事業会社と住友商事が様々な分野での提携を目指すことになったと、経緯を説明する。

 今後、戦略的パートナーシップに基づき、日本のコンテンツを中心としたアニメや映画・テレビドラマの企画、デジタルメディアと呼ばれるインターネット領域での事業展開などに取り組んでいく。

[発表資料へ]

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