米Appleは現地時間2017年4月25日、直営店「Apple Store」において、「Today at Apple」と総称する講座を提供すると発表した。5月より、写真、ビデオ、音楽、コーディング、アート、デザインなどにわたる60種類以上の講座を全495店で実施する。

写真●米Appleが直営店「Apple Store」で提供する「Today at Apple」は、60種類以上の講座を全495店で実施するものだ。
写真●米Appleが直営店「Apple Store」で提供する「Today at Apple」は、60種類以上の講座を全495店で実施するものだ。
(出所:米Apple)
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 高度にトレーニングされた担当者が指導するほか、一部都市では世界的なアーティストやミュージシャンなどを招いて講座を開催する。初心者向けからプロレベルまで、さまざまな内容を揃えるとしている。

 例えば写真関連では、iPhoneユーザーが撮影、整理、編集方法などついて学べるハウツー講座をはじめ、上級者には屋外でライティングやポートレートを実践する体験型の「Photo Walks」を無料で提供する。さらに熟練の写真家がスナップ撮影、ソーシャルメディアでのブランド構築、フォトグラファーの視点などについて講義する「Photo Lab」も開催する。

 また、家族や教育者向けの特別プログラムも用意する。「Teacher Tuesday」では、授業に技術を取り入れる方法や、「Swift」を使ったコーディングを学べる。週末の「Kids Hour」では、音楽やムービーアプリを使って楽しみながら作曲やビデオ作成ができる。

 Today at Appleは世界中のApple Storeで展開するが、講座によっては一部地域で開催しないものもある。

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