ミロク情報サービスとビーブレイクシステムズは2017年4月27日、自社ERP(統合基幹業務システム)製品同士でデータ連携を可能にしたと発表した。ミロク情報のERP製品「Galileopt NX-I」「MJSLINK NX-I」とビーブレイクのERP製品「MA-EYES」との間で、財務情報や人事情報などをやり取りできるようになる。両社は提案活動を共同で進めるなどビジネス面でも協力していく。

 ミロク情報のERP製品は財務会計やBI(ビジネスインテリジェンス)、ビーブレイクのERP製品はプロジェクトごとの原価管理など管理会計に強みを持つ。MA-EYESに格納したプロジェクトごとの収支情報や請求・購買情報などをGalileopt NX-IやMJSLINK NX-Iに取り込む、といった使い方を想定している。

 ミロク情報とビーブレイクは年間売上高20億~500億円のサービス業を中心に提案活動を展開する予定だ。両社の製品は共に中堅中小企業向けで「互いの強みを生かしたビジネスを展開できる」(ビーブレイクシステムズ)としている。