フォトメッセージングサービス「Snapchat」を運営する米Snapは現地時間2017年4月18日、新たな加工フィルター「World Lenses」を発表した。動画にアニメーションの3Dオブジェクトをリアルタイムで付けられる。

 Snapchatは、自撮り写真にマンガのような効果を追加できるフィルター「Lenses」を2015年9月にリリースした。スマートフォンのカメラで撮影した自分の顔に奇抜なフィルターを適用し、目をハートにしたり、犬の耳や鼻を付けたり、口から虹を出したり、友だちと顔を入れ替えたりといった加工が楽しめる。

 新しいWorld Lensesは、動画を撮影しながら手軽に3Dの虹や雲、花、文字などを追加し、位置やサイズも簡単に調整できる。

 自撮り写真や動画のフィルターは若者を中心に人気があり、米Facebookも、24時間だけ写真および動画を共有できる機能においてデコレーションが楽しめる各種フィルターを用意している。

 Facebookは、24時間でコンテンツが消える機能をFacebookアプリケーションと「Messenger」、および傘下の「Instagram」「WhatsApp」に導入しており、Instagramでは同機能の1日当たりのアクティブユーザー(DAU)が2億人を突破した。以前より同様の機能を提供しているSnapchatのDAUは、約1億6000万人とされている。

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