2017年4月11日、Windows Vistaのサポートが終了する。マイクロソフトはVistaに対してセキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の更新プログラム、有償/無償のサポートオプションを提供しなくなり、サポート技術情報を更新しなくなる。

 マイクロソフトの製品サポートは、製品発売後、最低10年間のサポート(最低5年間の「メインストリーム サポート」と最低5年間の「延長サポート」)が提供される。Windows Vistaは2007年1月30日に発売。メインストリームサポートは約5年後の2012年4月10日に終了している。今回終了するのは延長サポートだ。

 同社はWebサイトで、Windows 10への移行を呼び掛けている。

 また4月11日、企業向けメッセージングサーバー製品のExchange Server 2007も、延長サポートが終了する。Windows Vistaと同様に、今後はセキュリティ更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなる。同社では、「セキュリティ更新をせずソフトウエアを利用し続けることは、脆弱性を解決しないまま使用し続けることになり、セキュリティ上、非常に危険な状態になる」として、最新バージョンへの移行を検討するよう呼びかけている。