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速報

ロボが「おもてなし」するファミレスへ、ゼンショーHDが石黒研と共同研究

玉置 亮太=日経コンピュータ 2017/04/06 日経コンピュータ

 ゼンショーホールディングス(HD)は2017年4月6日、卓上ロボットを使ってファミリーレストランの接客をする実証実験を始めた。タッチパネルを通じた対話が可能な卓上ロボットを活用。商品の説明といった「おもてなし」を担う。ロボット研究で知られる大阪大学の石黒浩教授と共同研究する。第1回の実証実験は実施済みで、2020年の実用化を目指す。

ロボット研究で知られる石黒教授
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 「家族でレストランに行く目的の一つは、対話しながら楽しく食事をすること。今回のゼンショーとの実証実験は、世の中にロボットが浸透する先駆けになるのではないか」。石黒教授は共同研究の意義をこう述べた。

 3月末から4月初めにかけて実施した第1回の実証実験では、同社グループのファミレス「ココス」にロボットを設置した座席を設けた。ロボット開発ベンチャーであるヴイストン製の「Sota(ソータ)」と「CommU(コミュー)」を活用。客は石黒研究室が開発したタッチパネル式の対話システムを通じてロボットとやり取りする。

実証実験で設置したロボット
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 客や店員は、タッチパネル上の選択肢を選ぶことで、ロボットに指示する。選択肢をタッチすると内容が音声で読み上げられ、ロボットも音声で返事をする。例えば客が画面上の「メニューを見せて」を選び内容が読み上げられると、ロボットが「本日のお薦めはイタリア産スモークチーズのハンバーグスペシャルセット!おいしいよ」などと音声で応じる。

 一見すると音声認識のようだが、客が選んだ音声はシステムが代読しているにすぎない。「ロボットと人間を音声認識で対話させるのは非常に難しい。人間らしい外見のロボットにはくだけた言葉で話しかけるため、認識しづらいからだ」(石黒研究室の小川浩平特任講師)。

 小川氏らは人型のロボットと人間をスムーズに対話させる手法として、タッチパネルを考案した。「音声認識が必要なく、確実に命令を出せる。発話してくれるので、人間は自分がしゃべったような感覚になる」(同)。

 ゼンショーHDはロボットを接客に活用することで、家族客の会話を弾ませて満足度を高めたり、商品を自然な形で薦めたりするなど、ロボット活用を進める方針。「外食は家族が一同に集まって食事する機会だ。おいしい料理はもちろん、豊かな時間を過ごしてもらうための技術革新を探してたどり着いたのが、今回のコミュニケーションロボット。飲食業における新たなロボット活用の可能性を探りたい」(ゼンショーHDの永井元ゼンショー中央技術研究所所長)。

■変更履歴
記事公開当初、第一段落で「商品の説明や注文の受付、会計といった」としていたのは「商品の説明といった」の誤りでした。本文は修正済みです。 [2017/4/7 18:10]

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