大興電子通信は2017年4月3日、日本通信と提携してIoTのMVNO事業に参入すると発表した。提携に基づき、大興電子通信はMVNO事業者として、幅広い法人顧客向けに「モバイル専用線サービス」を提供開始する。
日本通信の幅広いエリアカバレッジ(NTTドコモ網とソフトバンク網)を活用したIoTサービスを提供する。大興電子通信自身がMVNOとなったことで、顧客企業の要望に応じてIoT用途に最適化した柔軟な通信プランが提供可能になった。
既存ISDN回線のバックアップ用途のほか、医療機器や産業機器の稼働状況の遠隔監視・動体検知用途、小売店舗のテナントなど有線回線を敷設できない環境でのモバイル回線、災害現場などセキュリティを担保しつつ緊急連絡用の回線として提案する。2017年度1万回線の採用を見込んでいる。