米Twitterは現地時間2017年3月30日、文字制限に関する仕様変更を発表した。今後、リプライする際の「@ユーザー名」は140文字制限に含まれなくなる。

 返信先のユーザー名は返信ツイートの本文中には含まれず、本文の上に表示される。その分、多くの文字数を会話に使えるようになる。

 また、複数ユーザーへの返信ツイートの場合、本文の先頭に一連の「@ユーザー名」が並ぶよりも読みやすく、誰が会話に参加しているか分かりやすくなるとしている。

 ツイート作成画面で「返信先:@ユーザー名」をクリックすると、会話に参加しているユーザーが一覧表示され、会話に含めるアカウントを編集できる。

 新たな仕様変更は、デスクトップ版(twitter.com)とiOSおよびAndroidアプリケーションに順次反映される。

 Twitterは2016年5月に、140文字制限を緩和する方針を発表し、写真、GIF、ビデオの添付、投票や引用、返信ツイートの「@ユーザー名」はカウントしない計画を明らかにした。このうち写真、GIF、ビデオの添付、投票や引用については同年9月に実施されたが、返信ツイートの「@ユーザー名」は保留されていた。

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