米TiVo Corp.は2017年3月28日、 TiVo社の電子番組表(EPG)技術を基に開発しIPGが提供するEPGサービスであるGガイドの最新機能が、パナソニックの最新4Kテレビで採用されたと発表した。

 今回のGガイド新機能の採用により、現在・未来の番組表からシームレスに過去にさかのぼり、録画済みの番組を確認して視聴することが可能となる。家電製品として初という。

 過去から未来まで一連表示される番組表には、テレビに搭載されているHDD(ハードディスク装置)に保存された録画番組のほか、同一ホームネットワーク内のその他デバイスに保存された番組も含まれる。また特定のチャンネルの番組を表示する1チャンネル番組表では、過去から未来まで最大8日間の番組表を一画面で見ることができる。

写真●録画番組が一緒に表示できるようになったGガイド番組表画面例
写真●録画番組が一緒に表示できるようになったGガイド番組表画面例
(発表資料から、写真提供はパナソニック)
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 パナソニックは3月28日に大画面液晶テレビ「4Kビエラ」EX750シリーズ3機種を4月28日に発売すると発表、新搭載機能として「過去未来番組表」を搭載した。同社のBDレコーダー「DIGA」と組み合わせて、未来に放送する番組表に連続して、新たに過去にさかのぼった番組表(録画一覧)を表示、ボタン操作で画面を切り替えることなく録画予約と番組再生ができ、操作性が向上すると紹介した。

 パナソニックの今回の新製品では、このほか「放送」「録画番組」「VOD」を一覧で表示できる機能として「アレコレチャンネル」も搭載した。

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