米Facebookは現地時間2017年3月28日、傘下のInstagramで提供している「Stories」機能をFacebookアプリケーションにも導入すると発表した。

画面●傘下のInstagramで提供している「Stories」機能をFacebookアプリケーションにも導入する
画面●傘下のInstagramで提供している「Stories」機能をFacebookアプリケーションにも導入する
出所:米Facebook
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 Instagramは昨年8月、米Snapのフォトメッセージングサービス「Snapchat」が提供している機能と同様に投稿した写真や動画が24時間で消滅するStories機能の提供を開始した。「WhatsApp」と「Facebook Messenger」でも24時間で消える機能を実装している。

 Facebookアプリケーションでは、友達が投稿したStoriesの写真や動画は、ニュースフィードの上に表示されるStoriesバーの丸いプロフィール画像からアクセスできる。Storiesに投稿するには、自身の丸いアイコン「Your Story」をタップする。写真や動画は24時間で削除され、タイムラインやニュースフィードには表示されない。

 Storiesの写真や動画をダイレクトメッセージで共有する機能も用意した。特定の相手に画像を送り、相手がそれを見て返信するなどやりとりを交わし、会話が終了すると画像は非表示になる。

 そのほかFacebookは、アプリ内カメラ機能の強化についても明らかにした。左上のカメラアイコンをタップするか、ニュースフィードを右にスワイプしてカメラを起動できる。新作映画や人気キャラクター、著名アーティストとコラボしたエフェクトなど、数十種類のフィルターを楽しめる。

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