2017年3月27日(太平洋標準時間)に、米マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」の西日本リージョンで障害が発生した。マイクロソフトの公式ページ「Azureの状態の履歴」によると、太平洋標準時間の3月27日18時4分から21時16分の約3時間にわたり、「Azure仮想マシン」やその他サービスに接続できなくなったという。

 マイクロソフトの発表では、西日本リージョンでストレージサービスの拡張ユニットを追加した際、同リージョンを構成する2つのデータセンター間でいくつかのネットワーク接続がブロックされたとのこと。この影響でAzure仮想マシンやその他のサービスが再起動したり、接続できなくなったりした。自動復旧でも問題は解決しなかった。

 追加した拡張ユニットを隔離したところ、問題は解決した。根本的な原因は調査中。