NTTレゾナントは2017年3月27日、SIMフリースマートフォン「gooのスマホ g07」のバージョンアップ版となる「gooのスマホ g07+」を発表し、同日に販売を開始した。直販価格は税別1万9800円。

NTTレゾナントのSIMフリースマートフォン「gooのスマホ g07+」
NTTレゾナントのSIMフリースマートフォン「gooのスマホ g07+」
(出所:NTTレゾナント)
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 g07は、本体に挿した2枚のSIMの同時利用が可能な「DSDS」に対応しながら(ただしデータ通信専用SIMの2枚同時利用は不可)、税別1万9800円という価格が特徴の製品。バージョンアップ版のg07+では、ユーザーからの要望に応える形で、KDDI auで使われているCDMA 2000のBC0(800MHz帯)、BC6(2GHz帯)をサポートし、auのSIMにも対応。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアのSIM全てでDSDSを利用可能にした。なおこの製品は、auのVoLTE 4GおよびLTEデータ通信には対応していない。

 同じくユーザーからの要望に応える形で、g07より消費電力を抑えつつ明るく高精細な「IGZO液晶パネル」を採用。タッチパネルの精度もアップさせた。カメラには「IRカットフィルター」を追加し、より自然で綺麗な撮影効果を実現したという。電子コンパスも、g07より精度が高いものを採用した。さらに外観に関しては、g07より高品質なアルミ加工を施し、さらに高級感のある質感を実現したという。

 またg07+の発売に合わせて、「メモアプリの『gooメモ』で、複数端末を利用しているユーザー向けにデータ同期を可能にした」など、アプリケーションの機能も向上させている。

 g07+は、NTTレゾナントの「NTTコムストア by gooSimseller」で、NTTコミュニケーションズのSIMカード「OCN モバイル ONE」とのセットで販売する。価格は税別1万9800円で、月額850円の24回払いも可能。なお4月20日9時59分まで、「NTTコムストア by gooSimseller本店」で、2000円引きでの購入が可能。ただしキャンペーンは「一定人数まで」「gooIDを取得」などの条件がある。またg07+は4月中旬以降、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラでも端末単品として販売を始める。販売価格は、各店舗によって異なる。

 なおgooSimsellerでは3月27日から、g07をSIMカードとセットでこれまでより2000円安い1万7800円を通常販売価格として提供する。