米Googleは現地時間2017年3月22日、「Google Maps」のAndroid版およびiOS版アプリケーションの新機能を発表した。家族や友だちから「今どこにいるの?」などと問われたときや、約束の場所に向かっている最中などに、相手に現在地をリアルタイムで伝えることができる。

 Google Mapsアプリケーションでサイドメニューを開くか、地図上で自身の現在地を示す青い点をタップし、「Share location(位置を共有)」を選択して共有したい相手を指定すれば、現在地の共有を開始する。いつまで共有するか時間を設定でき、いつでも共有を中止できる。

 相手はユーザーの現在地を、AndroidおよびiOSアプリケーションのほか、モバイルWebやデスクトップでも確認できる。ユーザーの地図画面には方位磁針マークが表示されるので、共有中であることを認識できる。

 また、目的地に向かっているときなどに、ナビゲーション画面下の3本線メニューから「Share trip(行程を共有)」を選択して共有を開始すれば、相手の画面に到着予定時間が表示され、現在どこまで来ているか追跡できる。

 現在地を共有する新機能は、近いうちに世界中のユーザーに向けて提供を開始する。

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