米Facebook傘下のInstagramは現地時間2017年3月20日、iOS版およびAndroid版アプリケーションのアップデートを発表した。最新アプリケーション(バージョン10.12)では、ライブ配信した動画を保存できる。

画面●最新アプリケーション(バージョン10.12)では、ライブ配信した動画を保存可能になった
画面●最新アプリケーション(バージョン10.12)では、ライブ配信した動画を保存可能になった
(出所:米Instagram)
[画像のクリックで拡大表示]

 Instagramは、米Snapのフォトメッセージングサービス「Snapchat」で提供しているような、一定時間で投稿が消える「Instagram Stories」機能の提供を2016年8月に開始し、同年11月にはこれにライブ動画配信を追加した。

 ライブ動画を配信するには、フィード画面をスワイプするか、ホーム画面のカメラアイコンをタップして専用カメラを起動し、「Start Live Video(ライブ配信を開始)」ボタンをタップする。ライブ配信を始めるとフォロワーに通知が送られ、最長1時間のライブ動画を配信できる。視聴者は配信中の映像にコメントを入れたり、「いいね」を付けたりできる。ライブ配信を終了すると視聴者数などが表示される。

 これまでは、ライブ配信が終わると動画は自動で削除されたが、配信終了時に画面右上に表示される「Save(保存)」をタップすれば、動画を端末のカメラロールに保存できる。ただしコメントや「いいね」、視聴者数などは残らない。

 動画はアプリケーションではなくライブ配信したユーザーの端末に保存されるので、視聴者が保存および再生することはできない。

[発表資料へ]