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速報

効率よくデータ格納、HPEがオールフラッシュストレージの3PARで新機能

西村 崇=日経情報ストラテジー 2017/03/17 日経情報ストラテジー

 日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2017年3月17日、オールフラッシュストレージ製品「3PAR」の機能を拡張すると発表した。効率よくストレージの容量を利用できるようにしたり、運用性を高めたりしたりすることで、HDDベースのストレージからの置き換え需要に対応していく。

 その発表を含む、米国ストレージ事業部門の製品責任者による戦略説明会が同日、開かれた。米ヒューレット パッカード エンタープライズ データセンター・ハイブリッドクラウド、アジアパシフィック部門のポール・ハーバーフィールドCTO(最高技術責任者)は、データベース(DB)サーバーやシステムアプリケーションの処理を高速化したいというニーズで、オールフラッシュストレージに注目が集まる状況は数年前に終わったとした。

説明会の冒頭でストレージ製品の戦略について語る米ヒューレット パッカード エンタープライズ データセンター・ハイブリッドクラウド、アジアパシフィック部門のポール・ハーバーフィールドCTO
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 現在は、オールフラッシュストレージに対する投資効果が注目の的という。「データを圧縮してストレージを最大限使いたいというニーズに応える。世界に目を向けると、HDDベースのストレージからオールフラッシュストレージに移行している企業は15%止まり。残る85%の企業に向けてニーズに合った製品を投入していく」とハーバーフィールドCTOは意気込みを話した。

 3PARの機能拡張は、ストレージ内のデータ管理などを行う基盤ソフト「HPE 3PAR Operating System」に新技術を組み込むなどして実施する。

 HPE 3PAR Operating Systemに追加した新技術の一つは、ストレージ内部に格納するデータ容量を削減する仕組みの「3PAR Adaptive Data Reduction(ADR)」だ。ストレージにデータを格納する場合、対象となるデータから重複を排除したうえで圧縮、最大4分の1程度にデータ容量を減らせるという。

3PAR Adaptive Data Reduction(ADR)の仕組みを示したスライド。圧縮したデータを複数、まとめることで効率よくデータを格納していく
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 そのうえで、圧縮されたデータを、ストレージでデータを出し入れする最小単位の“入れ物”である「ユニット」に格納。ユニットにはデータ以外にも、重複排除や圧縮の処理を施した他のシステムのデータなども格納。ユニットの最大容量である16Kバイトに達するまで詰め込む。

 従来は、圧縮された1データに1ユニットを割り当てていた。そのため、空きの多いユニットがたくさん格納されてしまい、データ容量の面で非効率な点があった。ADRでこれを解消した。

 ストレージからユニット内のデータを取り出す処理にも工夫を凝らした。取り出すユニットのごく一部を読み取るだけで、どのようなデータが含まれているのかというユニットの内部を把握できる仕組みを追加。すぐにユニットの中から必要なデータだけを抽出できるようにして、処理の効率化を図った。

 このほかの機能強化について、ヒューレット パッカード エンタープライズのアラビンダン・ゴパラクリシュナン ストレージ3PARワールドワイドプロダクトマネージャは「3カ所にあるデータセンターにそれぞれ設置した3PAR同士でディザスターリカバリーができるようにしている。また、仮想ストレージであるStoreVirtual VSAと、サーバーを介することなく、直接、3PARとデータをやり取りできるようにして、運用性を高める機能拡張を施した」と強調。さらに3PARの稼働状況をスマートフォンなどで離れた場所からでもリアルタイムに把握できるようにもした。

ヒューレット パッカード エンタープライズのアラビンダン・ゴパラクリシュナンストレージ3PARワールドワイドプロダクトマネージャ
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 一連の機能拡張は2017年春以降、順次実施していく。ADRやStoreVirtual VSAとの連携機能など、拡張した機能の多くは、サポート契約済みの企業に無償提供する。HPEの本田昌和データセンター・ハイブリッドクラウド製品統括本部統括本部長は「ストレージ市場のエントリーレベルの製品領域で、3PARは確固たる地位を確立できているが、ミッドレンジ以上の製品領域ではまだまだ売り上げの向上が見込める。機能拡張の発表を機に、3PARの存在感を高めていきたい」と意気込みを話した。

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