イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)とConnected Designは2017年3月17日、住宅向けIoT(インターネット・オブ・シングズ)サービス「インテリジェントホーム」について、LINEアプリでも操作できる機能を2017年5月から提供すると発表した(写真1)。

写真1●LINEによる「インテリジェントホーム」の利用イメージ
写真1●LINEによる「インテリジェントホーム」の利用イメージ
(出所:イッツ・コミュニケーションズとConnected Design)
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 LINEアプリ内でインテリジェントホームと「友だち」になって自らのインテリジェントホームIDと連携すれば、同機能を利用できる。LINEのトーク機能を使って、外出・帰宅に合わせてエアコンや照明などをまとめてオンオフしたり、玄関のスマートロック(電子錠)を解錠したりできるという。スマートロックの解錠・施錠情報など操作された情報は、リアルタイムにトーク上に通知される。

 ドアや窓などのセンサーが反応するとLINE上で通知を受けたり、IPカメラのセンサーが反応すると画像と一緒に通知を受けたりする機能も利用可能。同じインテリジェントホームIDを使用している家族の利用状況の確認もできる(写真2)。

写真2●家族の利用状況を確認する画面のイメージ
写真2●家族の利用状況を確認する画面のイメージ
(出所:イッツ・コミュニケーションズとConnected Design)

 誰がいつ自宅玄関の鍵を開錠したかなどをトーク画面上で確認できる機能など、インテリジェントホーム専用アプリには無い機能も搭載する。このほかにLINEのグループトークにインテリジェントホームのLINEアカウントを招待すると、グループ内で自宅のスマートロックの開錠権限を共有できるという。

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