レノボ・ジャパンは2017年3月14日、プロフェッショナル向けモバイルワークステーション「ThinkPad P51s」を同日から販売開始したと発表した。アーティストや建築士、取引先などとCAD設計を共有するエンジニア向けの製品で、主要なCAD、デジタルコンテンツ制作などのアプリのISV認証を取得した。同社直販「レノボ・ショッピング」価格(税別)は25万1000円から。

ThinkPad P51s
ThinkPad P51s
(出所:レノボ・ジャパン)
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 15.6型UHD(3840×2160ドット)またはフルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレイとインテルCore i5/i7プロセッサーを選択できる。メインメモリーは最大32GBまで搭載可能。ストレージはSATA接続のほか、高パフォーマンスのM.2 PCIe NVMe接続を選べる。インタフェースはUSB-C/Thnderbolt 3が1個、USB 3.0(Type-A)が3個、有線LANポート、HDMI端子を備える。

 内蔵のフロントバッテリーと取り外し可能なリアバッテリーを組み合わせることで、最大約10.1時間のバッテリー駆動が可能。リアバッテリーは電源を入れた状態でも交換できる。OSはWindows 10 Pro、Windows 7 Professional(Windows 10 Proダウングレード)。筐体はMIL規格(アメリカ合衆国軍用規格)に準拠した。本体寸法は幅365.8×奥行き252.8×高さ20.22mm、重さは約1.99kgから。

製品情報
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