JVCケンウッドは2017年3月9日、JVCブランドから、自宅の見守りができるハイビジョンIPカメラ「GV-CC1」を3月下旬に発売すると発表した。スマートフォンからカメラの映像確認や録画開始などの操作が行えるほか、内蔵マイクとスピーカーを用いてスマートフォンとの間で双方向に会話できる。価格はオープン、予想実勢価格(税別)は1万8000円前後。

GV-CC1
GV-CC1
(出所:JVCケンウッド)

 IEEE 802.11b/g/n無線LAN接続に対応したネットワークカメラで、自宅の無線LAN環境に接続したスマートフォンから専用アプリ「JVC MONITORING」のダウンロード、アカウント登録、接続(QRコード)の3ステップで設定できる。作成したアカウントは最大4人まで共有可能。また、最大4台までカメラを接続できる。

 100万画素CMOSセンサーを搭載し、解像度はHD(1280×720ドット)、VGA(640×480ドット)。フレームレートは30fps。撮影範囲は水平85度。赤外線LEDに対応し、暗所での撮影も可能。また、専用アプリで設定することで動体検知にも対応し、不審な動きを検知したらスマートフォンに通知すると同時にmicroSDカードに自動録画できる。本体寸法は幅69.8×奥行き69.8×高さ113.5mm、重さは約120g。

 同時に、GV-CC1に人感センサー「CU-MS1」と開閉センサー「CU-DS1」、各センサーを制御するスマートホームハブ「CU-HB1」を同梱したオールインワンモデル「GV-F1KIT」を販売する。不審な動きや窓やドアの開閉を検知してスマートフォンに通知できる。スマートホームハブには、人感センサーと開閉センサーを最大8台ずつ接続可能。予想実勢価格は3万円前後。

GV-F1KIT
GV-F1KIT
(出所:JVCケンウッド)

「GV-CC1」の製品情報
「GV-F1KIT」の製品情報
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■変更履歴
記事公開時、「スマートホームハブ」の名称を誤って記載しているところがありました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2017/03/10 17:30]