音楽ストリーミングサービス「Spotify」は現地時間2017年3月2日、有料会員数が5000万人に達したことを、Twitterへの投稿で明らかにした。

 Spotifyは2008年にスウェーデンでサービスを立ち上げ、欧米を中心に世界各国でサービスを展開している。日本には2016年9月に上陸した。

 同サービスの有料会員数は2016年3月に3000万人、同年9月に4000万人だったので、約半年で1000万人増加したことになる。広告付きの無償サービスも合わせると、ユーザー数は1億人を超えるとみられる(The Vergeの報道)。

 ちなみに米Appleが2015年6月に開始した音楽ストリーミングサービス「Apple Music」は、2016年6月の有料会員数が1500万人で、2016年9月に1700万人、2016年12月に2000万人だった。このペースで増えているとすれば、現在は約2200万人にのぼると米MacRumorsはみている。米9to5Macは2500万~3000万人と推計している。

 SpotifyとApple Musicはユーザー争奪で何度か対立しており、例えば2016年夏には、Apple Musicで限定配信を行ったアーティストに対して、Spotifyが当該アーティストのコンテンツの露出機会を減らす措置をとったとされている。