アクロニス・ジャパンは2017年3月2日、中堅中小企業向けデータ保護ソリューション「Acronis Backup 12」がMicrosoft Office 365のバックアップに対応したと発表した。Office 365のメールボックスをバックアップし、ローカルディスクやNAS、SAN、Acronis Cloud Storageにバックアップを保存できる。

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 Acronis Backup 12は、企業が保有するIT環境のあらゆるデータを簡単、高速にバックアップ、復元するデータ保護ソリューション。オンプレミスまたはクラウドに配備されたWebベースの一元管理コンソールによって、あらゆる物理マシン、仮想マシン、クラウド上のインスタンスをローカルまたはリモートで簡単に管理できる。

 今回発表した新機能では、Microsoft Office 365のメール、連絡先、予定表、タスク、添付ファイルを含むメールボックスをバックアップする。バックアップの検索とプレビューが可能。また、バックアップ元のメールボックスだけでなく、異なるメールボックスにも復元できる。

 このほかにも、VMware vSphere 6.5のサポートを強化し、エージェントレスとエージェントベースのVMバックアップとESXiホストのバックアップへの対応、VMware CBTのサポート、仮想マシンのレプリケーション機能とWAN最適化、無償版ESXiのサポートなどを追加した。

 Office 365バックアップ機能のサブスクリプションライセンス(税別)は、5メールボックス1年間が2万3500円、2年間が3万7500円、3年間が4万7000円。25メールボックス1年間が10万3000円、2年間が16万5000円、3年間が20万6000円。100メールボックス1年間が35万3000円、2年間が56万5000円、3年間が70万7000円。

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