英パフォームグループが手掛けるスポーツ映像のライブ配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」で2017年2月26日、前日に続いて映像配信の障害が発生。同日午後5時開始のJ1リーグ、ガンバ大阪対ヴァンフォーレ甲府の試合映像を配信できない状態に陥った。

 障害は試合開始前から起きており、試合前半は映像をライブ配信できなかった。試合の後半途中から、緊急手段として、パフォームグループ運営のサッカー情報サイト「Goal.com」で無料配信を行い、さらにその後、DAZNのバレーボールVプレミアリーグのメニューを代用して配信した。

 ITpro編集部からの問い合わせに対して、パフォームグループは広報代理店を通じ「まだ障害の原因を特定できおらず、引き続き調査している」と回答した。

 Jリーグと10年、約2100億円の契約を結び日本でのサービスを始めたDAZNだが、Jリーグ中継で開幕から2日連続障害を起こし、出足からつまずいた。