Wantedlyは2017年2月21日、スマートフォン向け名刺管理アプリ「Wantedly People」にPFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap」との連携機能を追加した。ScanSnapでスキャンした名刺を、アプリが読み込んでデータ化する。新機能により、大量の名刺を読み込みやすくなった。

名刺管理アプリ「Wantedly People」がPFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap」に接続して名刺情報を読み込んでいる様子
名刺管理アプリ「Wantedly People」がPFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap」に接続して名刺情報を読み込んでいる様子
(出所:Wantedly)
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 新機能はスマートフォンがScanSnapにWi-Fi接続して使う。ScanSnapは0.5秒で1枚の名刺をスキャンでき、Wantedly Peopleはスキャンにほとんど遅れずに、社名や人物名などを名刺から読み取ってデータ化できるという。これまではスマートフォンのカメラで撮影する以外に名刺を読み取れず、大量の名刺をデータ化する時は撮影に時間が掛かっていた。ScanSnapの「iX100」と「iX500」で連携機能が使える。

 Wantedlyは合わせて2017年2月21日から3月31日まで、同社が用意したScanSnapを1週間無償で貸し出すキャンペーンを実施する。電子化していない大量の名刺を持つ利用者を取り込む考えだ。