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速報

IoT時代のデータ連携技術が日本上陸、カナダのソラスが2017年3月にサービス開始

佐藤 雅哉=日経コンピュータ 2017/02/16 日経コンピュータ

 データ連携向けミドルウエアを開発するカナダのソラスは2017年2月16日、日本国内でデータ連携サービス「Open Data Movement」を3月1日に開始すると発表した。このサービスは、複数のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)やプロトコルに対応しており、さまざまなシステム間でデータを円滑にやり取りできるようになる。データを低遅延で逐次処理できるといった特徴から、IoT(インターネット・オブ・シングズ)に向けたデータ連携技術として普及を目指す。

ソラスのデータ連携技術の仕組み
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 同社の提供するOpen Data Movementは、システム連携のために「MOM(Message Oriented Middleware)」と呼ばれる手法をとる。同手法は、システム間で自由にデータ流通できるように特殊な伝送方式を使用する。オンプレミスのITシステムや、クラウド、IoTデバイスなど個々の機器をつなぐ役割を果たす。

 MOMのサービス例としては、米IBMの「Websphere MQ」や米マイクロソフトの「MSMQ」などが一般的だ。低遅延でデータのリアルタイム処理に適しており、銀行取引やトレーディングなどで使われる。日本でも金融業界を中心に採用実績がある。

 IoTでは、多くのデバイスやクラウド、オンプレミスのシステム間でデータをやり取りする。それぞれのシステムで使用するプロトコルが異なるため、従来のデータ連携ではプロトコルを変換する煩雑な手順が必要だった。MOMを使えばこうした工程を減らせる。ソラスの山口智之 セールスディレクターは「IoT時代に当社の技術は効果を発揮できる」と話す。

ソラスの山口智之 セールスディレクター
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 ソラスのスミート・ピュリ技術担当シニアVPはIoTに向けた取り組みの事例として、シンガポールの実証実験を紹介した。シンガポールでは都市部の渋滞緩和を目的として、150万台の自動車にソラスのデータ連携製品を組み込んだ通信端末を搭載し、道路の利用頻度に応じた料金を課す仕組みを構築している。同実験には三菱重工グループも参画しており、2020年に実用化する予定という。

ソラスのデータ連携製品を利用したシンガポールの実証実験
(出所:ソラス)
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