企業などにおける働き方に関する情報共有を手掛ける一般社団法人のat Will Workは2017年2月15日、東京・虎ノ門ヒルズで大型イベント「働き方を考えるカンファレンス2017」を開催した。ワークスタイル変革に取り組む企業や有識者が登壇して、取り組み事例の共有を図ることを目指して催した。at Will Workは、働き方を選択できる社会づくりを目指して、2016年5月に設立された。

イベント開催に当たり挨拶するat Will Workの藤本あゆみ代表理事
イベント開催に当たり挨拶するat Will Workの藤本あゆみ代表理事
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 イベントの開催に先立ってat Will Workの藤本あゆみ代表理事が挨拶に立った。2007年にグーグルに転職したとき、メールクラウドやスマートフォンを仕事で使う経験をしたという。「今では、クラウドやスマホは広く仕事で使われているが、働き方が大きく変化したかというとそうとは言えない。そこで働き方をより早く変化させて、新しい物事にチャレンジできるようにすることが大切だ」と強調した。

 イベントでは、基調講演や分科会が多く開かれた。働き方改革を進めている企業担当者や有識者など、54人のスピーカーが登壇する。その基調講演のなかで、3つの公開インタビューが開かれた。ここではその内容を紹介しよう。