調査機関のGreat Place to Work Institute Japan(GPTW)は2018年2月9日、日本における「働きがいのある会社」ランキングの2018年版を発表した。大企業を対象とする部門でシスコシステムズが1位を獲得するなど、IT企業が数多くランクインした。

 働きがいのある会社ランキングは、働きがいを高める施策に取り組む企業のうち、GPTWのランキングに参加を希望した企業を対象にしたもの。従業員への無記名式アンケートと、人事施策担当者へのアンケートという2つの調査の結果を組み合わせてランク付けしている。日本では2007年の開始以来、今回で12回目となる。

 従業員数別に3つの部門に分けてランキングを出した。従業員数1000人以上の「大規模部門」では1位のシスコのほか、セールスフォース・ドットコム(4位)、東京海上日動システムズ(14位)などが名を連ねた。

 また、従業員数100~999人の「中規模部門」では、経費精算・経費管理システムを手掛けるコンカーが1位、ITコンサルティング会社のケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズが3位に入った。同25~99人の「小規模部門」では、システム開発やパッケージ導入支援を手掛けるアクロクエストテクノロジーが1位を獲得した。