ケイ・オプティコムは2017年2月9日、携帯電話サービス「mineo」法人向けサービスにおいて、「mineo監視カメラサービス」の提供を同年4月に開始し、IoTソリューションのラインアップに追加すると発表した。自治体による防犯用監視カメラや工事会社による遠隔監視カメラといった用途を想定する。

 このサービスでは、ハイビジョン画質(1280×720画素)で滑らかな映像(30fps)を撮影・視聴することが可能となる監視カメラサービスを提供する。カメラは、AXISコミュニケーションズ製を採用する。ケイ・オプティコムによると、「従来のモバイル回線ではハイビジョン相当画質の提供が難しいと言われてきた」という。

 データ伝送には暗号化処理を行いセキュリティを確保する。映像の伝送ビットレートは平均して512kbps程度。

 このサービスでは、モバイル回線とクラウドプラットフォームがセットで提供される。クラウド側では、カメラの管理や動体・音声検知自動アラート、録画・シェアなどの機能を提供する。

 また、パソコンやスマホ用に専用ビューアーアプリも用意する。クラウドプラットフォームやアプリは、セーフィーとの提携により提供する。

 カメラ1台当たりの月額料金は、HDコースが7日間録画の4200円(モバイル通信料を含む、税別、以下同)~30日間録画の5000円、7日間録画のVGAコースが3200円~30日間録画の4000円。

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