ゼンショーホールディングス100%出資の回転寿司チェーン「はま寿司」は2017年2月2日、ソフトバンク、ソフトバンクロボティクスとともに人型ロボット「Pepper」を用いた実証実験について、説明会を開催した(写真1、2)。

写真1●はま寿司の受付、案内業務にPepperを導入する実証実験(撮影:山口 健太、以下同じ)
写真1●はま寿司の受付、案内業務にPepperを導入する実証実験(撮影:山口 健太、以下同じ)
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写真2●実証実験中の店舗の一つ「はま寿司 浦和店」
写真2●実証実験中の店舗の一つ「はま寿司 浦和店」
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 実証実験は、2016年10月19日からウィラ大井店を皮切りに真岡店、浦和店で展開。店内には1体のPepperが設置され、受付と案内業務に従事する。

 Pepper導入の背景について、はま寿司 取締役 営業本部 本部長の田邊公己氏は「回転寿司業界では最大手のチェーンとして、ベルトコンベアでの運搬やタッチパネルによる注文、寿司ロボットなど機械化を進めてきた。新たに受付や案内の接客業務にロボットを導入する」と語った。

写真3●はま寿司 取締役 営業本部 本部長の田邊公己氏
写真3●はま寿司 取締役 営業本部 本部長の田邊公己氏
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