ローソンは2017年1月30日、決済システムおよびチャージシステムに一時障害が発生していたことを明らかにした。障害が発生していたのは、1月30日の9時30分頃から15時頃まで。影響を受けたのは約1万2000あるローソンの全店舗。

 障害発生時、利用できなかったサービスは大きく(1)バーコードを使う決済、(2)プリペイドカードを使う決済、(3)プリペイドチャージ機能――の3種類。具体的には、(1)に含まれるのは「LINE Pay」と「アリペイ」の決済。(2)に含まれるのは「おさいふPonta」と「JCBプレモカード」の決済。(3)に含まれるのは、おさいふPontaと「au WALLET プリペイドカード」「WebMoney Card」「LINE Pay カード」「旅プリカ」および「dカード プリペイド」へのチャージである。

 ローソンでは昼前に、本部から店舗へシステム障害について通知し、案内のための張り紙を出してもらった。システム障害の原因について、現時点では「決済システムとチャージシステムの委託先が行った他社向けシステムの改修が、ローソン向けのシステムに影響を及ぼしたのではないか」(同社広報)ということが分かっており、詳細は調査中だという。