セキュリティ会社の米オップスワットは2017年1月27日、日本法人(OPSWAT株式会社)を2016年12月に設立したと発表した。日本法人は今春からレノボ・ジャパンを通じて製品を発売する。

 OPSWATはインフラ事業者や制御系システム向けのマルウエア(悪意のあるソフトウエア)対策ソリューションを開発・提供する。これまで世界で1000社を超える組織に採用され、特に原子力機関や防衛組織、政府機関、金融機関、通信キャリアといった、インフラ系の組織において高い評価を受けているという。

 製品ラインナップは主に三つ。ITシステムの脅威検出・防御プラットフォーム「Metadefender」、アプリケーションや端末の脅威を検出/評価/修正するSDK(ソフトウエア開発キット)である「OESIS Framework」、デバイスやアプリケーションに潜む脅威を検出するFree Tools群である。日本でも全製品を提供する予定。

OPSWATのWebサイト
レノボ・ジャパンのWebサイト]