HAROiDは2017年1月26日、2017年1月31日と2月7日に、日テレ系「踊る!さんま御殿!!」の放送内において、新しいタイプの視聴者参加型CMを実施すると発表した。

 今回は、東西対抗の視聴者参加ゲームの形をとる。「のどごし<生>リニューアル記念 東西対抗のどごしうまい<生>CM」が対象。2回の放送の中で、1回ずつ実施する。

 CMが始まると、毎日を一生懸命生きるサラリーマンを演じる阿部サダヲさんが登場する。視聴者は、そのCMに合わせて、手持ちのスマートフォンで地域を選択後、「ナノリットル缶」をスマホから発射する。たくさんのナノリットルを集めることで、東西対抗でうまい生ジョッキの完成を競う。

図●発表資料から
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図●発表資料から

 先にジョッキをいっぱいにした地域が勝者となる。勝者の中から合計20人に1年分の「新のどごし<生>」プレゼント応募のチャンスを獲得できる。

 HAROiDは、リアルタイム視聴者一斉参加型TVCMを一貫して手がけており、「LiVE CM」を銘打った。第一弾では、ユーザー大量同時参加型企画を展開(関連記事)、第2弾ではテレビとコンビニをつなげるO2O2O(オンエア・ツー・オンライン・ツー・オフライン、テレビからネットを通じて店頭へ誘導)の取り組み(関連記事)を実施した。今回は、第3弾として、第1弾をさらに発展させて、参加視聴者を二手に分けて競い合う形とした。

 こうしたリアルタイム視聴者一斉参加型TVCMの展開には、通常のテレビ番組の視聴者参加型企画とは異なり、短時間で視聴者の大量同時参加を処理する必要がある。参加視聴者のスマホからのタップをリアルタイムに全て取得し、それを集計してテレビ描画を実現する。このため、CM特有の高スパイク/高負荷アクセスに対応する分散型アーキテクチャを採用したプラットフォームを用意した。さらに、クリエイティブチームによる企画力を融合し、システムとクリエーティブを高いレベルでの両立を図る。

 HAROiDが提供するO2O2Oソリューションと組み合わせることで、商品の認知度を高め、キャンペーンの世界観を伝えるという通常のテレビCM の効果にプラスして、「リアルな売りに直結させたい広告主の課題解決に有効」とする。

 HAROiDは、「今後もLiVE CMにより、テレビCM価値を高め、その常識を大きく進化させる新しい企画を打ち出す」とする。

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