アイ・オー・データ機器は2018年1月24日、固定電話からの移行後のIP網で動作するアナログモデム2製品を発表した。NTT東日本/NTT西日本は2024年1月以降、現在提供中の固定電話の電話網(公衆電話網、PSTN)をIP網に移行予定である。2製品は移行後のIP網の環境で動作を確認済み。

パソコンとUSBでつなぐ「DFM-56U」
パソコンとUSBでつなぐ「DFM-56U」
(出所:アイ・オー・データ機器)
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 発表されたアナログモデムは、パソコンとUSBで接続する「DFM-56U」とシリアルポート(RS-232C)で接続する「DFM-56S」。どちらもアナログモデム規格のV.90に対応し、データ受信速度は最大で56kビット/秒、データ送信速度は最大で33.6kビット/秒。

パソコンとRS-232Cでつなぐ「DFM-56S」。背面を見ると、懐かしいRS-232C端子がある
パソコンとRS-232Cでつなぐ「DFM-56S」。背面を見ると、懐かしいRS-232C端子がある
(出所:アイ・オー・データ機器)
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 出荷開始予定は2018年2月上旬。価格はDFM-56Uが7400円、DFM-56Sが1万5700円。