トークノートは2017年1月23日、企業向けに社内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の機能をクラウド型で提供するサービス「Talknote」を強化し、定められた労働時間を超えて働いている社員を検知する新機能「オーバーワーク検知」を追加したと発表した。

働き過ぎの社員を検知する機能を追加した
働き過ぎの社員を検知する機能を追加した
(出所:トークノート)
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 働き過ぎの社員をシステム的に検知して、経営者や人事担当者などの管理者にTalknote内で通知する機能である。管理者は、通知に基付いて対象者のコンディションを確認し、必要に応じてケアすることができる。これにより、社員の突発的な離職を防ぐことができる。

 「働いているときはTalknoteにアクセスしている」という前提の下、Talknoteにアクセスしている時間を測定することによって、労働時間を割り出す。働いていない時間がしきい値を下回っているは働き過ぎとみなす。

 Talknoteにアクセスしているかどうかは、Webブラウザーやスマートフォンアプリの画面の状態を調べて判定する。Talknoteにログインしたまま何も操作せずに放置していると、PCの設定によってスクリーンセーバーが動作したり、画面が暗くなったりする。こうした状態はアクセスしていないこととしてカウントする。

 Talknoteとは、企業向けのSNSである。機能は、Facebookのフィードに似た討論機能、チャット機能、タスク管理機能、などで構成する。利用料(税別)は、1ユーザー当たり月額980円(税別)から。