自治体のオープンデータ普及を進めているオープン・コーポレイツ・ジャパンは2017年1月23日、運営している自治体広報紙の情報サイト「マイ広報紙」に掲載された記事データについて、NTTドコモのスマートフォン向け情報サービスアプリ「iコンシェル」への提供を始めたと発表した()。

図●マイ広報紙の記事を提供するNTTドコモの情報サービス「iコンシェル」
図●マイ広報紙の記事を提供するNTTドコモの情報サービス「iコンシェル」
(出所:オープン・コーポレイツ・ジャパン)
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 手始めに、東京都の「広報東京都」や札幌市の「広報さっぽろ」など、全国20自治体の広報紙を配信する。利用者が選んだ自治体の行政サービスの案内などがスマホアプリの「iコンシェル」内の「地域行政情報」で閲覧できる。

 マイ広報紙は、自治体が発行した広報誌をオープンデータとして誰でも閲覧できるようにしたサービスで、2016年12月末現在で全国297自治体の広報紙を配信している。「自治体広報紙をデジタルファーストにしたい」(オープン・コーポレイツ・ジャパンの藤井博之氏)としている。