西日本フィナンシャルホールディングス、NTTデータスマートソーシング、コンカーの三社は2017年1月20日、九州地方の大手企業に向けて、出張経費の申請と精算を省力化するサービス「クラウド型 出張・経費管理業務BPOサービス」(Concur+BPO)の提供を開始したと発表した。

Concur+BPOの概要と、西日本フィナンシャルホールディングス、NTTデータスマートソーシング、コンカーの位置付け
Concur+BPOの概要と、西日本フィナンシャルホールディングス、NTTデータスマートソーシング、コンカーの位置付け
(出所:西日本フィナンシャルホールディングス、NTTデータ、コンカー)
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 Concur+BPOは、出張経費の申請と精算を省力化するサービスである(関連記事:NTTデータスマートソーシングとコンカー、日本下水道新技術機構に出張経費管理サービスを導入)。コンカーが提供する出張・経費管理クラウドサービス「Concur Travel & Expense」をプラットフォームに、領収書などの経費情報の入力業務を請け負うアウトソーシングサービスなどをNTTデータスマートソーシングが提供する。

 西日本フィナンシャルホールディングスは今回、NTTデータスマートソーシングとコンカーと連携し、九州地方の大手企業に対してConcur+BPOを紹介する活動を開始した。さらに、子会社を通じてConcur+BPOの関連事業を開始した。三社共同のマーケティングによって、Concur+BPOとして初年度20社、今後3年間で100社の契約を目指す。

 新たに始めた関連事業としては、西日本フィナンシャルホールディングス子会社の西日本シティ銀行が、企業の出張・経費管理業務の改善を含めた経営コンサルティングサービスを開始した。さらに、西日本フィナンシャルホールディングス子会社の九州カードが、Concur+BPOの利用企業に対して出張・経費精算をキャッシュレス化するためのコーポレートカードの提案を開始した。