ケイ・オプティコムは2017年1月19日、MVNOサービス「mineo」(マイネオ)についての事業戦略説明会を開催し、「ZenFone 3」など新端末の発売、「5分かけ放題」サービスの開始、渋谷での旗艦店オープンなどの施策を発表した。

2018年3月に100万契約突破を目指す

 最初にケイ・オプティコム 取締役 経営本部 副本部長の橘俊郎氏が登壇。mineoについて「1月13日に50万回線を突破した。今後は100万、200万と伸ばしていきたい。総務省での議論が追い風になる一方、MVNO事業は淘汰の時代に入っており差別化が求められる」と語った(写真1)。

写真1●ケイ・オプティコム 取締役 経営本部 副本部長 橘俊郎氏(撮影:山口 健太、以下同じ)
写真1●ケイ・オプティコム 取締役 経営本部 副本部長 橘俊郎氏(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 次に、ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏が事業の詳細を説明した(写真2)。

写真2●ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏
写真2●ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏
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 加入者数の伸びについて、「順調に推移している。2016年9〜10月にはキャンペーン効果もありMM総研の調査では単月トップになり、2017年1月13日に50万件を突破した」(上田氏)と説明。50万件の内訳は、auプランが28万件、ドコモプランが22万件とした。

 MVNO市場でのシェアとしてはMM総研の調査を挙げ、「2016年3月末に4.5%で6位だったが、2016年9月末時点では5.9%で4位に上昇。シェアは確実に伸びており存在感が出てきた」(上田氏)とした(写真3)。

写真3●国内MVNO市場でのシェアは2016年9月末時点で4位
写真3●国内MVNO市場でのシェアは2016年9月末時点で4位
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