NTTデータは2017年1月19日、信用金庫向けの共同利用型バンキングシステム「信用金庫共同システム」を利用している信用金庫に向けて、残高確認や入出金明細などのバンキング機能を利用できるスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を提供開始した。信用金庫は、アプリを自社で個別に開発することなく、自社の顧客にスマホアプリを提供できるようになる。

アプリバンキングの概要
アプリバンキングの概要
(出所:NTTデータ)
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 アプリバンキングを使うと、インターネットバンキングを申し込むことなく、リアルタイムで残高や入出金明細の確認ができる。通知機能も備えており、入出金などの残高変動の通知を指定したタイミングで受けられる。信用金庫はプッシュ通知が可能で、顧客端末の位置情報を利用したエリア限定型のメッセージ配信などもできる。

 ファーストユーザーとして、浜松信用金庫、瀬戸信用金庫、碧海信用金庫、福岡ひびき信用金庫(金庫コード順)が導入を予定している。NTTデータは、今後5年間で80以上の信用金庫への提供を目指す。