2017年1月18日に開催された「Draper Nexus B2B Summit in Tokyo 2017」には、5社のBtoBベンチャー企業が投資家らを前にピッチを行い、それぞれのビジネスモデルや実績をアピールした(写真1)。

写真1●スタートアップ・ピッチの様子
写真1●スタートアップ・ピッチの様子
撮影:寺尾 豊
[画像のクリックで拡大表示]

 今回のピッチの登壇者は、サイカ代表取締役の平尾義昭氏、ナーブ代表取締役多田英起氏、ブイキューブロボティクス・ジャパン代表取締役社長の出村太晋氏、フローディア 販売推進グループ ゼネラルマネージャの宮部周作氏、モビンギ代表取締役社長のWayland Zhang氏の5氏(写真2)。公募から選ばれた企業である。

写真2●左から、サイカの平尾氏、ナーブの多田氏、ブイキューブロボティクス・ジャパンの出村氏、フローディアの宮部氏、モビンギのZhang氏
写真2●左から、サイカの平尾氏、ナーブの多田氏、ブイキューブロボティクス・ジャパンの出村氏、フローディアの宮部氏、モビンギのZhang氏
撮影:寺尾 豊
[画像のクリックで拡大表示]

 サイカは、ネットメディアだけでなく、テレビ広告やラジオ、雑誌などのオフラインメディアの広告効果を可視化・分析するためのツール「マゼラン」を提供する。

 ナーブは、リアルとバーチャルをつなぐVR(仮想現実)プラットフォーム「NUR*VE(ナーブ)」を提供する。同プラットフォームを活用したサービスとして、不動産事業者向けのバーチャル内見システムなどの開発実績がある。

 ブイキューブロボティクス・ジャパンは、映像とドローンを組み合わせたソリューション事業を展開している。自治体の災害対策、社会インフラや工場などの保守点検への用途を見込んでいる。

 フローディアは、メモリー製造に必要な工程・回路設計を、IP(回路ブロック)としてライセンス提供するビジネスを展開している。顧客の要求に応じて最適なメモリーの開発を実現できるとする。

 モビンギは、クラウド上のWeb/モバイル・アプリケーションのライフサイクルを自動化するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を提供する。