ソフトバンクは2017年1月18日、「Y!mobile」(ワイモバイル)の発表会を開催した(写真1)。ヤフーとの連携により「Yahoo!プレミアム」を無料で提供することや、Android Oneスマートフォン新製品として「S1」(シャープ製)と「S2」(京セラ製)を発表した。

写真1●Y!mobileが発表会を開催
写真1●Y!mobileが発表会を開催
(撮影:山口 健太)
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 ソフトバンク 執行役員 プロダクト&マーケティング統括 Y!mobile事業推進本部 本部長 寺尾洋幸氏は、ワイモバイルのこれまでの取り組みについて、「格安スマホの活性化に伴い、ワイモバイルはiPhoneやAndroid Oneの商品ラインアップを拡充。ワンキュッパや広告展開で認知度を高め、SIMフリースマホへの対応も進めてきた」(寺尾氏)と語った。

写真2●ソフトバンク 執行役員 プロダクト&マーケティング統括 Y!mobile事業推進本部 本部長 寺尾洋幸氏
写真2●ソフトバンク 執行役員 プロダクト&マーケティング統括 Y!mobile事業推進本部 本部長 寺尾洋幸氏
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 販売台数については、「BCNのデータによれば前年度比で約2.5倍に伸び、格安スマホ市場では4割のシェアを得たと認識している」(寺尾氏)との数字を挙げた(写真3)。

写真3●格安スマホ市場で40%のシェア
写真3●格安スマホ市場で40%のシェア
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 新たな施策として、これまで「月間300回」としていた通話回数を無制限にし、故障時に店頭で交換するサービスの提供、フィーチャーフォンから移行したユーザー向けの3カ月間の無料電話サポート、スマホとタブレットのデータシェアを開始すると発表した。