楽天は携帯電話事業への新規参入を目指す新会社「楽天モバイルネットワーク」を1月10日付で設立したことが、ITproの調べで2018年1月17日に分かった。本社は楽天と同じ東京・世田谷に置き、取締役には三木谷浩史氏、平井康文氏、山田善久氏が名を連ねる。資本金は1億円。同社は周波数の新たな割り当てを受けられた場合、2019年中に携帯電話サービスを始め、早期に1500万人以上の顧客獲得を目指す。

 会社登記によると、新会社の事業は電気通信事業や通信機器の製造・販売だけでなく、「出版、放送、メディア及びコンテンツ」「広告代理その他広告」「金融、金融商品取引、保険」「電子マネー及びその他の電子的価値情報の発行、販売及び管理」「不動産の売買、賃貸、仲介、管理」「医療、教育、文化、スポーツ、旅行、飲食、娯楽」「運送業及び倉庫業」「古物の売買及びその仲介」「インターネット等を通じた商取引」などとなっている。