日本HPは2017年1月16日、手のひらに載る小型の本体にモジュールを重ねて機能追加できる法人向け小型デスクトップPC「HP Elite Slice（エイチピー エリート スライス）」を発表した。同社販売代理店で1月19日から、同社直販サイト「HP Directplus」およびHP Directplusコールセンターで2月中旬から順次販売開始する。出荷開始は2月中旬の予定。
モジュール設計を採用したデスクトップPCで、幅16.5×奥行き16.5×高さ3.55cm、重さ約1.05kgのベースPCに、さまざまな機能のトップカバーとモジュールを積み重ねて追加できる。モジュールの接続はケーブルやネジが不要で、容易に取り付け・取り外しできる。標準8GB（最大32GB）のメインメモリーを搭載し、OSはWindows 10 Pro。
トップカバーとモジュールの組み合わせにより3モデルを販売する。「HP Elite Slice コラボレーションモデル」は、ベースPCと、カバー上のタッチキーを押すことでSkype for Businessと連携して容易にインターネット会議に参加できる「コラボレーションカバー」のセット。インテルCore i5-6500Tプロセッサーと500GB HDDを搭載し、希望小売価格（税別）は14万8000円。
「HP Elite Slice ワイヤレスチャージングモデル」は、ベースPCと、スマートフォンやモバイルデバイスをワイヤレス充電できる「ワイヤレスチャージングカバー」のセット。Core i5-6500Tと500GB HDDを搭載し、同15万円前後。
「HP Elite Slice オーディオモジュール付コラボレーションモデル」は、ベースPCとコラボレーションカバー、Bang & Olufsen監修の360度スピーカーや集音範囲5mのデュアルマイクなどを搭載した「HP Elite Slice用 オーディオモジュール」とのセットで、個室や在宅勤務時、会議室などの利用に向く。Core i7-6700Tと128GB SSDを搭載し、同17万8000円。
また、モジュールはオプション追加することが可能。HP Elite Slice用 オーディオモジュールは同1万5000円、「HP Elite Slice用 オプティカルディスクドライブモジュール」は同1万5000円、「HP Elite Slice用 VESAマウントモジュール」は同5000円。
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