富士通は2017年1月13日、マーケティングオートメーション(MA)プラットフォームを開発する米マルケトとの協業を発表した。両社はサービスパートナー契約を結び、富士通は同日からマルケトのMAツール「Marketo」の導入支援コンサルティングサービスを開始した。

 富士通は2014年から自社でMarketoを活用し、BtoB領域でのMA実践ノウハウを蓄積してきた。こうした経験を生かして、Marketoの導入から運用、定着までをトータルで支援する。併せて、グループ会社の富士通コミュニケーションサービスが、Marketoを導入したメールマーケティングのアウトソーシングサービスを提供する。

 富士通とマルケトはテクノロジーパートナー契約も締結。富士通のデジタルマーケティングに関する製品・ソリューション体系「FUJITSU Digital Marketing Platform CX360」内のビジネスマネジメントプラットフォームとMarketoを連携させる新機能を開発するとした。

 このプラットフォームでは、Marketoに加えて、Adobe AnalyticsやGoogle Analyticsで計測したWebアクセス状況のログ、Facebookやtwitterといったソーシャルメディアのデータなど、複数のマーケティング施策の効果測定を一元管理できる。プラットフォームで分析した結果を、Marketoに自動的に連携させる仕組みも構築するという。

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