日本マイクロソフトは2017年1月12日、マイクロソフトを装った不審メールが断続的に配信されていると警告した。メールにはリンクが記載されており、このURLをクリックするとクレジットカード情報など個人情報を入力するよう求められるという(図1)。日本マイクロソフトはメールを即時削除し、仮に開いてもURLをクリックしない、クリックしてもクレジットカード情報などを入力しないよう呼びかけている。

図1●日本マイクロソフトが公開した不審メールの内容
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図1●日本マイクロソフトが公開した不審メールの内容

 不審メールのタイトルは「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています」。送信元は「support@microsoft-securityprotection-support.com」で、microsoft.comとは異なるドメインになっている。

 メール本文は「セキュリティ警告!!」という行で始まっていて、本来の警告メールとしては軽すぎる印象だ。またリンク直前の行は「検証作業をしていただけない場合、日本マイクロソフトはお使いのオフィスソフトのプロダクトキーの授権状態を終了させていただきますので、ご了承ください。」と、日本語としてもやや不自然な内容になっている。