グレープシティは2017年1月12日、ASP.NETアプリケーションの開発に利用できる表計算コンポーネントの新版「SPREAD for ASP.NET 10.0J」を発表した。2月15日から出荷を開始する。

 新版ではチャート機能を強化した。Excel 2016に含まれる7種類のチャート(ツリーマップ、サンバースト、ヒストグラム、パレードズ、箱ひげ図、ウォーターフォール、じょうご)を使用できるようになった。また、Excel 2016と同じように、シートのスタイルを変更できるシートスキン機能を備えた。

SPREAD for ASP.NET 10.0Jで対応した7種類のチャート
SPREAD for ASP.NET 10.0Jで対応した7種類のチャート
(出所:グレープシティ)
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 ほかにも、SPREADで作成したシートに画像を配置する際、セル内に配置するのではなく、任意の位置に配置できるようになった。インポートしたExcelファイルにフォームコントロールやマクロなどのSPREADが対応していない機能が含まれている場合は、その機能を維持したままExcelファイルをエクスポートできるキャッシュ機能なども加えられている。

 対応する開発ツールは、Visual Studio 2013/2015。開発言語は、Visual BasicとC#。価格は、1開発ライセンスが17万2800円(税込)。1開発ライセンスにつき、3台のマシンまでインストール可能。