auは2017年1月11日、学生向けの新キャンペーンである「auの学割天国」を1月13日から提供開始すると発表した。また、防水、防塵機能を持つタフネスケータイ「TORQUE」や、洗えるスマートフォン「rafre」のほか、自宅に設置するデータストレージである「Qua station」などの新製品も併せて発表。都内で開催した報道陣向け発表会には、KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏と、俳優の松田翔太氏、桐谷健太氏が登壇し、新サービスのPRや「auの学割天国」提供の背景について語った。

KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏と、俳優の松田翔太氏、桐谷健太氏
KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏と、俳優の松田翔太氏、桐谷健太氏
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学生ごとに異なるデータ利用量に対応した「auの学割天国」

 発表会の冒頭、田中氏は新キャンペーンである「auの学割天国」の料金設定について説明。auが学生向けに提供している「5GBプレゼント」のデータ利用量を分析した結果、「データを使う人と使わない人に大きく分かれていることが明らかになった」(田中氏)と述べた。「例えば、初めてスマートフォンを所有するような学生の場合、スマートフォンに慣れていないのでデータ利用量は少なく、節約意識も高い。しかし、慣れていくにしたがって、月に10GB以上のデータ通信をするようになっていくというケースもある」(田中氏)という。

学生のスマートフォンでのデータ利用実績
学生のスマートフォンでのデータ利用実績
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 さらに学生の場合、夏休みなどの長期休暇中と通常の学校生活では、データ使用量が異なる。そのような変動しやすいデータ通信量に対応するために、「auの学割天国」には、データの利用量に応じて最適な料金を設定する「学割天国 U18」という機能を入れてある。田中氏はこれによって、「学生ごとに異なる利用スタイルに対応するすることが可能になった」と説明した。