マウスコンピューターは2017年1月6日、最新の第7世代インテルCoreプロセッサーを搭載したミニタワーPC「LM-iH440SN」およびスリムPC「LM-iHS320S」を同日発売すると発表した。直販価格(税別)は、LM-iH440SNが6万7800円。LM-iHS320Sが6万9800円。

 第7世代Coreプロセッサーは、基本設計は第6世代モデルを継承し、消費電力はそのままに動作周波数/ターボブースト時動作周波数を向上して演算処理能力を高めた。DDR4メモリーのPC4-19200をサポートすることで内部データ転送レートを向上し、システム全体のパフォーマンスを引き上げた。

 また、内蔵グラフィックスを新世代の「インテルHDグラフィックス630」に刷新し、最新動画フォーマットH.265の再生支援をハードウエアレベルでサポートした。前世代アーキテクチャのCPU内蔵グラフィックスと比べて、消費電力を同等レベルに維持しながらも、グラフィックス処理性能を約19%向上した。

 LM-iH440SNは、マイクロATXをベースとしたコンパクトきょう体を採用。700W電源ユニットやフルサイズの拡張カードの搭載を前提としたケースレイアウトで、ストレージの複数搭載構成や水冷CPUクーラーなどの様々なBTOやシステムアップグレードにも柔軟に対応する。

LM-iH440シリーズ
LM-iH440シリーズ

 LM-iHS320Sは、横幅10cmで縦置き・横置き両対応のコンパクトきょう体ながら、SSDとHDDの同時搭載や光学ドライブの搭載に対応した。大容量HDDや大容量メモリーなどが選択可能で、カスタマイズ性にも優れる。

LM-iHS320シリーズ
LM-iHS320シリーズ

 両機種とも第7世代のCore i5-7400クアッドコアプロセッサーとインテルH110チップセット、8GBメインメモリー、1TB HDDを搭載する。また、LM-iH440SNは光学ドライブ・メモリーカードリーダーともBTOオプション、LM-iHS320SはDVDスーパーマルチドライブとマルチカードリーダーを標準搭載する。OSはWindows 10 Home。

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■変更履歴
記事公開時、セイコーエプソンのリンクを掲載しておりました。お詫びして訂正します。リンクは修正済みです。 [2017/1/10 12:30]