米Facebookは現地時間2016年12月21日、著名人を対象にしたライブ動画配信機能の強化を発表した。認証済みページを持つ著名人向けのサービス「Mentions」の利用者にのみ提供する。今後数週間で、順次利用できるようにする。
「Team Prompts」と呼ぶ機能は、ライブ動画配信を始める前に、簡単な説明やコメントを用意して、動画配信時に投稿できる。配信開始時間を忘れないよう、リマインダーを設定することも可能。グループで計画してライブ動画配信を行う場合などに便利だとしている。
新たなコメント管理ツールでは、あらかじめ禁止ワードおよびフレーズをリストアップしておくと、ライブ動画配信中に、それらの言葉や語句を含んだコメントが表示されるのを防止する。
映像表示を調整するトレーでは、ライブ配信中に、画面を横向き/縦向きに切り替えたり、明るさを調整したり、ミラーモードを有効/無効にしたりできる。ミラーモードは、文字やスポンサーロゴなどが逆向きに映るのを防ぐ。
ライブ配信終了後に、コンテンツの前後をトリミングする機能も提供する。
そのほか、ライブ配信中の音量、接続状況、バッテリー残量などを画面下に表示するステータスバーを、限られたMentionsユーザーを対象にテスト中という。
なお、これら機能を一般ユーザー向けに提供するかどうかは明らかにしていない。
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